開催情報
ファシリテーター | THINGi開発ファシリテーター 石原佳史子(えんまり) 会社員兼THINGiファシリテーター 芳根 寛子(よっしー) |
開催日 | 2020年1月18日 |
開催場所 | 山川飲み会ハウス |
ファシリテーター日記
飲むのが大好きで、飲み会のために作った飲み会ハウスと呼ばれている、マックさんこと山川さん宅。
今回はそちらにお邪魔して、20代半ば〜後半が中心のメンバーに向けてTHINGiゲーム会を開催しました。
マックさん、ファシリテーター2名含め11名全員で自己紹介、ルール説明が終わった後は、2テーブルに分かれてのプレイ開始です。
テーブルによって個性が分かれたようで、私が担当したテーブルのメンバーは、とにかく論理的で、根拠を明確にしていくメンバーたち。
自分の感情にフォーカスを当てるクエストでも、なぜそう思うのかをひとつひとつ丁寧に紐解いてくれました。
対して、もう一つのテーブルは、営業パーソンが集中。数字思考で、目標も戦略も数字ベース。プレイもサクサクと進み、終わり時間にはかなりの差が!ちなみにプレイが始まる前の目標設定段階で、既にかなりの時差があったほどです。
さて、そんな個性の違うテーブルでのTHINGi。それぞれにいただいた感想をご紹介します。
Wさん
クエストがよかったです。自分の考えや想いを口に出して言うことで、はっとさせられることが多かったです。
また短い時間の中で、たくさん考える必要があったので、思考力も鍛えられたと思います。
全体を通して普通できないことをやってみようという気に慣れて、色々とチャレンジ出来た気がします。
社会人になるとチャレンジしなくなるのですが、何か新しいものに取り組んでみようと思いました。
Wさんはゲーム終了後、一番具体的に今後どう自分のビジネスを持って行けばいいのかを相談してくれていました。
イラストを描くのが得意で好きということで、イラストを描いて売る…というビジネスを思いついていたのですが、それだとなかなか収入につなげていくのは難しいかもしれません。
そこで、ただイラストを描くだけではなく、どう付加価値を付けてビジネスに育てていけばいいのかについて、いくつかアイデアをお伝えさせて頂きました。THINGiはプレイするだけで、ビジネスへの取り組みの一歩を踏み出せた方も多くいます。
ぜひWさんも続報お待ちしています!!
Sさん
参加前、今の仕事の延長線上になりたい自分(独立する、自分個人で仕事をしていく)があると考えていた。その面があるのも確かだが、なりたい自分から逆算して必要なスキルを考え習得していく、逆算的にキャリアを考えた上での行動が必要であると思えた。
クエストを通して自分のことを話す機会を得られたことが普段ない経験で良かった。
今日思ったことを元に、逆算的に日々の生活・行動を考えたいと思えた。
貴重な経験ができました。ありがとうございました!
就職や転職先の会社を考えて、勤めて初めて仕事担当を知り、働いて初めて得られるスキルやライフスタイルが分かる。
それでもうまく行く人はうまく行くかもしれませんが、でも本来の理想を生きていきたいのなら。
逆から考える方がスムーズだし、楽しいし、自分を活かせる。
当然そこまで単純な話ではないのですが、大きな流れで行くとこの逆算思考は理にかなっています。
THINGiはその流れを伝えるために作ったゲームでもあるので、一番感じ取って欲しいことを感じ取って頂けて、とても嬉しいです!!(もちろん人それぞれ、受け取り方が違っていいし、今の自分に一番必要なものを受け取れるゲームなのですが。)
Mさん
たくさんの学びがあり、それをゲームという形で腹落ちさせることができ、講義や独学よりも吸収率・定着率が格段に高い気がする。
≪具体的な気付き≫
・キャリアステージが変わるタイミングは人それぞれ。
→最初は安月給だったが、最終的には必須スキルを身に付け、かつストレッチした目標月収にもあと一歩に迫ることができた。・「共感力」の定義を広げることができた。
→今までは感情レベルで考えていたが、外見など表層的なポイントから掘り下げていくことも「共感」につながることを知った。自信をつけたい人、迷っている人、分からない人、知らない人、どんなステップでライフステージにいる人にも役立つと思います!
セミナーや座学だと、体験を伴わないことが多いので、今の自分に必要なコト・使えそうなことだけを勝手にピックアップしてしまいます。
でも体験を伴って学べるボードゲームTHINGiであれば、Mさんの書いてくださった吸収率や定着率はもちろん、学び取れる範囲も自分の想定を超えたことまでリーチできる!という嬉しいことが起こりますね♪
Tさん
とても楽しかったです!
始まる前、固いゲームかなと少し斜に構えていたところがあったのですが、いざ始めてみると普通の人生ゲームより面白い!
自分について考えるマス、人に目を向けるマス、最適な選択を選ぶマスなど、実際の自分の生活や仕事に立ち返りながらゲームを進めていけた。
また是非やりたいです!
私のように会社勤めの方には、選択肢が広がると思うし、視野も広がります。
人生は選択の連続。その選択は自分の価値観や思考の癖によって半自動で行われることが多いのですが(特に小さな選択は無意識で行ってしまいますよね)その選択の積み重ねが人生を作るのだとしたら、やはりまずは選択を作っている自分を知らないといけないし、理想の人生を作るには選択を変えなくてはいけないことが多いですよね~。
森 衣里子さん
日々のちょっとした出来事や出会いも、考え方・対応の仕方次第で大きなチャンスになるんだと気付かされました。
また一緒のグループでゲームをプレイした人と仲良くなれるのも良かったです。
頭の固いコンサルの社員にも、ゲームを楽しみながら人の良さを見つけながら日々の目標を見つめなおすのにお勧めできるんじゃないでしょうか(笑)
楽しいゲームを開発・開催してくださってありがとうございました。
日々を学びに変えることが、一番効率の良い学び方ですよね!実はほんの些細な出来事でも捉え方ひとつで学びにも教訓にもリスクにも変えられる思考を学べるTHINGiなのでした。
そして、同年代だけでなく上司の方々と一緒にやってみるのも面白いかもしれませんね!笑
Tさん
本日はありがとうございました。
日々の生活の行動すべてが“力”に変わっていくというのがとても面白く、楽しむことができました。
今日学んだことをこれからのビジネスにも活かしていければと思います。
人生は選択の積み重ねでもありますが、視点を変えると日々の積み重ねとも言えます。
毎日どんな行動をするのかで人生が変わるし、力をつけていくこともできる。素敵な気付き、ありがとうございます!!
脇 健太郎さん
つけたい力をつけるために逆算して、起きたことを学びに力へと変えることが大事だなと思いました。
同時に付けたい力だけじゃなくて、付いた力を大切にしていくことも大事だなと思いました。
そうですね!!今持っている力をどう活かしていくのかもとても大切だし、それを使わないのはもったいない!過小評価でもなく過大評価でもなく、自分の持っている力を見極めることは大事なことですね。そのためには実践してみることが重要そうです。
私が振り返って印象に残っているのは、クエストで客観的思考ワークを行った時に出てきた事。
コミュニケーション上手で、みんなと打ち解けあえるのが自分の良いところなのだけど、その一方で(打ち解けているからお願いされやすく)なんでも引き受けてしまう点を改善したいという、自己分析です。まさに表裏一体です。
そこで、こんな言葉を思い出しました。
自分でやってしまう人は、人の成長の機会を奪っている。
誰かの代わりにしてあげるのは、時には親切です。
でも仕事であれば、その仕事を通して得られること、出来るようになることが沢山ある。そんな機会を知らず知らず、奪ってしまうことにもつながりかねない。
だから、自分で抱え込んでやってしまう場合は、成長の機会を分け合っていると考えるといいのかもしれませんね!
もちろん押し付けるのは違いますが、誰かに仕事を振ったり依頼するのも、ある意味セールス。気持ちよく伝えて、気持ちよくやってもらえる関係になれるといいですよね。
THINGiでいうと、「対面で売る力」と「手伝ってもらう力」を同時に活かすことになるでしょうか。
どちらもスキルカードとして登場しますが、こうしてクエストで思考力を鍛えると、スキルとも繋がっていくのは、面白い発見でした!